1、欲張りな人達
日常お話を聞いている時、周囲で話をしている内容を聞いていて
なぜそんなに欲が次から次に出てくるものだろう。
そう感じる時があります。
この「欲」とはどんな意味なのでしょうか調べてみる事にしました。
1、ほっすること、願うこと
2、ほしいと思う心、むさぼりほしがる心
(広辞苑調べ)
このように意味を調べてみると、
この世の誰もがもっている心と言えるような気がします。
私は欲がある事を否定をしているのではありません。
逆になければいけないものと思っています。
この欲が大きければ大きいほど、一つのエネルギーとなり
頑張れるのではないかとも思っています。
別の捉え方をすると、すでに生まれてきた時から
既にもっているものとも言えます。
ただ、疑問に思うこともあるのです。
それは、欲を満たすために向かうプロセスに疑問を感じているのです。
例えばあなたは、ある○○という商品を販売していると仮定します。
その○○という商品をどこの地域のどういう人達に
販売していきたいのかを尋ねたとします。
そうすると、このような答えが返ってくるのです。
答えの多くは、ニュアンスは違えど
この○○という商品を欲している人と言うのです。
それはそうです。商品を欲している人に売りたい。
実にシンプルな答えだと思います。
でもちょっと考えてください。
この考えが最終の目標ですという事であれば納得するのですが、
販売の初期段階で、欲している全ての人という風になると?がつくのです。
もし仮に、○○商品を欲している全ての人達が提供してほしいと言った場合、
あなたの今の経営規模でカバーすることはできるでしょうか?
○○商品を欲しているお客さんの要望 > あなたの経営規模
上記のような式がなりたつと思いませんか?
想像してください。大変な事になりそうですよね。
○○商品を欲している人達という考えから、
修正する必要があるのではないかと私は考えます。
あなたの最終的な目標を全国、いや世界のすべてのお客さんに
提供していきたいと考える事を否定していると思われたなら大きな誤解です。
また、会社の経営規模内だけでやって行く事を勧めているわけでもありません。
さきほど書いたように、今あなたの経営規模で
どこまでお客さまの要望に応えられるかを把握する必要があると思うのです。
いち早く目標を達成したい、
業績を上げたいと経営者ならそのように考えるのは当然と言えます。
把握してあなたのマンパワー、経営パワーとお客さまへ
提供、要望に答えられるバランスをとる事が必要だと思うのです。
今、あなたの経営規模でお客さんに満足してもらえる規模は
どれぐらいと考えていますか?
冷静に判断してみてください。
ここで一つ質問です。
あなた(会社)は何社(人)のお客さまの要望に応えられますか?
自分にあった意見がほしい。考え方が知りたいという方は
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