2、欲張りな人達

先日、1、欲張りな人達では、
あなたの経営規模でお客さんが満足してもらえる規模は
どれくらいなのか冷静に判断してくださいと書きました。


さて、あなたはどんな判断をされたでしょうか?


冷静なあなたは考えて、全てのお客さんに対応できると判断したでしょうか?
それとも全ての人には対応することができないと判断したでしょうか?


では今回、仮に全ての人には対応できないと判断しましょう。
そして、その後あなたはどのようにしていくかを考えていきます。


そうすると、全てのお客さんには対応できないと判断したにもかかわらず、
いろいろ考えている間にも、欲が出てくるのです。
でも、やはりみんなに販売する事ができるのではないか?


○○という商品だけではなく、☐☐という商品も一緒に
販売していったらいいのではないか、
また、やっぱり扱っている商品すべて前面に出していきたいなど。


このように、考えていく事で欲と迷いが湧き出てくるのです。
最悪の場合は決断ができず、前に進めない状態に陥る可能性もあります。


もしこのような決断ができず、迷いが出た場合、
どのような経営状況になっていく事は予想がつくと思います。


経営の原則どおりすべて思い通りの結果かでずに
終了となる可能性が高いでしょう。


○○、☐☐、△△という商品があなたの会社だけで販売している場合は
原則には当てはまらずに行くことが考えられますが、
その状態を継続することは、ちょっと考えにくいですよね。


そう今までは、あなたの会社の事だけしか書いていなかったのですが、
殆どの場合には、競争相手がうじゃうじゃといるからです。


どんな会社が競争相手にいるでしょうか?
あなたの会社よりも経営規模が大きい会社がいる事は想像つくでしょう。


それが日本全国、さらに世界に向けて提供していきたいと考えるならば、
なおさらですね。


仮にその強い会社と同じ商品を扱い、売っている地域が同じ、
同じような人に販売していたとしたらどのような状況になっていくでしょうか。


この事の意味が分かる人には、目には見えない部分が見ている事になります。


知れば当たり前で見えるようになる事も、
知らないことで判断を大きく狂わせる可能性が高いのです。


もしこの事の意味が分からない場合は、いくら見ようとしても、見えないでしょう。
先ほど書いたように、見る方法を知っているか、知らないかの違いです。
見るための思考ができるか、できないかの違いです。


実にシンプルです。


経営には目に見えない事が沢山あり、どれだけ見えるあなたの器にあわせて、
欲も変化させていけばいいのではないかと思っています。
見える範囲が大きくなればなるほど、
より大きな実現可能な欲となり変化していくことでしょう。


ここで一つ質問です。
今、どんな事を欲していますか?


見えないものを一つでも多く見えるようになりたいという方は
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