社会からの面接を受けている

以前に面接についての話を聞く機会がありました。
その中で印象的だったのが、元銀行の支店長が転職をすることになり
面接を受けた時の話でした。


面接官が元銀行支店長に「あなたは何ができるのですか?」と質問をすると
その元銀行支店長は、「はい、支店長が出来ます」と言ったそうです。


私にはこのような視点はなかったので
面白いと思い、また驚きでもありました。


その後話しを聞いていると、これは例外的では話ではなく、
よくある話だそうです。
支店長以外では、「課長ができます」「部長が出来ます」と
答える人もいるそうです。


このやりとりだけを取り上げると
その会社に就職できるとは想像することができません。


このような話を聞いている時に、ある事が思い浮かびました。


これまでの話は個人の話でしたが、法人という事を考えると
「会社というものは、この社会から常に面接を受けている存在なのではないか」
と考えたのです。


そして企業の面接のように1回、2回という短期的なものではなく
企業が存続するかぎり常に面接を受けているのではないか。
企業が存続しないというのは、この社会から採用されなかったと
捉えてもいいのではないか。
逆にその企業が発展しているということは、
この社会に認めれ続けているという事ではないかと。


今、あなたがどのような商品やサービスを
取り扱っているかはわかりませんが
例えば居酒屋を経営しているという事に設定してみましょう。


いまあなたのお店が社会から面接を受けています。
社会から認められるような答えを出すことができるでしょうか?

そしてこの社会から面接を受けているは、
あなたの居酒屋さんだけではないはずです。


あなたのお店を出している県、
あなたの町にある居酒屋も同じように面接を受けているのです。
という事は他の居酒屋と競争していることが理解できると思います。


社会からあなたは質問されます。


「あなたは何かできるのですか?」


さぁどういう答えをあなたは出すでしょうか?


その答えがこの今の社会から認められるものになっているでしょうか?


ここで一つ質問です。
あなたは何が出来ますか?


あなたの出来る事を見つけていきたいと考えている人は
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