決定方法

今回は個人の決定方法ではなく、
会社(組織)内での決定方法について書いていきます。


どの会社においても物事を決定するルールというものがあると思います。
明確なルールがないという場合にも、自然に出来上がったルールというものが
必ずあるものだと思います。


物事を決定していく上でどのような形があるでしょうか。
・何事も決定に関してはすべて一人で決めていくという形をとっている。

・私は考えられない事ですが、
 すべてに関してみんなで決定していくという形もあるでしょう。

・またある部分は社長一人で決め、
 この部分に関しては従業員と一緒に決定していく形もあるでしょう。

・社長は何もせずに、決定の全ては従業員が行なっている形もあるでしょう。

・最悪なのが、決定事項について、常に先延ばしにしてなかなか決まらないという
 形になっている場合もあるでしょう。


私が考えるに下の2つの当てはまる形であれば、
あなたがもし代表であれば引退をすすめるか、
後継者に譲ったほうが良いのではとお勧めいたします。


会社の規模によって変わってくると思いますが、
10人〜30人規模の会社であれば、ある部分は社長が決定し
この部分に関しては従業員と一緒に決定していくというやり方が
良いのではないかと思っています。


毎日のように、打ち合わせ、ミーティング等でも
決定事項が出てくると思いますが、何の為に決定をするのか
軸だけはぶらさないようにしてください。


その軸とは会社が考える 「 経営目標を達成するため 」 の
一つひとつの決定と考えてみてもいいのではないでしょうか。


その経営目標を達成するためにどのような決定方法をとることが、
最善なのかを考えみれば良いと考えます。


このように考えるとある部分では社内ミーティングを行い多数決で
決定しても良いと思う部分はあります。

また、社長だけの判断ではなく、共に働く従業員の声を聞いたほうが
良いと思える部分も数多くあります。


その逆に従業員には、相談せず(できず)に社長一人で決定するべき部分も
これでもかというくらいあるということです。


それはなんだろうと?と思った人もいるかも知れません。
一つの考える基準として、それぞれの役目はなんなのか?という事が
ヒントになると思います。


社長の役目はなんですか?


従業員の役目はなんでしょうか?


この部分はそれぞれの会社で大きく認識にずれがあり、
また会社(組織)内での認識のずれも考えられます。


この役目を会社(組織)内で統一する事ができれば、
会社の経営目標を達成するための最善の決定方法が見つかるはずです。


ここで1つ質問です。
あなたの会社(組織)内での決定方法は
どのようになっていますか?


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