2、できる? できない?

前回は、根拠のない できる をあなたの頭から無意識に出せるように
癖づけをすることをお勧めしました。


しかし、前回書きながらこれは絶対に書かないといけないと
思っていたものが出てきたのです。


それは、できる・できない という思考になる前にあなたが、
ある1つの出来事について話があった時、
本能的にやりたいという気持ちになるのか、やりたくないという気持ちになるのか
このことのほうが重要度が高いという事を伝えたかったのです。


ちょっと頭の中の流れを考えてみました。
・ やりたい気持ち → できるという気持ち → できるという理由づけ
・ やりたくない気持ち → できない気持ち → できない理由づけ (言い訳)


例えば、あなた目指すべき方向に向かいたいと本気で考えたとしましょう。
そうするとまず何の根拠もなく、やる気になっています。
その後、目指したい目標を達成している自分がイメージができあがるほど
出来るという気持ちになっています。
そうすると目指したい方向に向かうには、
どんな方法があるのだろうという思考に変化していきます。
セミナーや勉強会に参加するには、移動時間も発生するけど、
その時間は読書の時間にすればいいなどと考えたりします。
また、誰に話を聞いたらいいか?なども考えたりします。


そして、今、投資できる金額が○万円だから、
飲食代1回分を減らして自分が目指している事に
まわす事ができるなど、思考が出来る方向で考えるようになります。


逆にまったく自分には目指すべき方向性もなく、
現状のままで良いと考えている場合には、
新しい知識や技術なんて必要ないし、めんどくさいという気持ちになり、
現状なんとかなっているから今後も大丈夫でしょなんて安易な考えになります。
日常の業務が忙しくで勉強している時間がないし、移動時間ももったいない。
そして、なにより投資するお金もないし。
このように全てが出来ない方向で考えていきます。


この2つを比べてみてどう感じるでしょうか?
できるという気持ちになった時とできないと思った時の
あなたの中で思考量、思考質が全く違いますよね。


できないと考えると思考する必要がないのです。
できない理由を探すという、
マイナスから捉える事は必要な部分ではあると思います。


できる方向で考えるとあらゆる方向から
どのようにすれば出来るかというプラス思考が働くのです。


このやりたい・やりたくないという自分の素直な気持ちは大切です。
やりたいと思っていても、自分の持っている本能により
どうしても進みづらい事もあります。
自分の器の大きさによってこのやりたい・やりたくないという
気持ちが変化するものと思います。


目指すべき方向に向かうために必要なことを
自分の器の小ささで、できる・できない気持ちとなり
判断を誤ることで今後のあなたの人生に
大きな損失を出す可能性があるのです。


このように無意識にやりたいと思える範囲を広げる努力。
そして、自分が向かうべき方向が自分の本能に沿っているのか
考え理解していく事が大切と考えます。


ここで一つ質問です。
物事に取り組もうとする時、どのような思考回路になっていますか?


本質を把握していきながらコミュニケーションをしたい人は
one-to-one(マンツーマン)支援へ