情報の確認方法

個人経営ならすべての出来事をあなたが決定します。
そして10人以下の会社の場合であってもほぼあなたが決定する事でしょう。


決定を行う場合にあなたは何を基準としているでしょうか。
いくつもの手段の中から情報収集を行い、
検討した上で決めることが多いのではないでしょうか。


場合によってはあなたの経験からの直感ということも考えられると思います。


もし、以下のようなパターンの場合あなたはどうされますか?

お客さんからの声をもとに新規事業を立ち上げようと
従業員からの提案がありました。
その後、社内で検討して良さそうな感触です。
さて、あなたはどうしますか?


この流れであなたは新規事業を立ち上げる決定を下しますか?


もし、あなたが新規事業を立ち上げる決定をしたならば、
あまりにも偏った情報の中だけで
決定を下そうとしている事が考えられます。


お客さんの声をもとにと書きましたが、
そのお客さんとは何人のお客さんからの声なのでしょうか。

声をいただいたお客さんはあなたが理想としているようなお客さんなのでしょうか。

お客さんからの声をもとにするという考えは大切な事ですが、
上記のような考えを増やさない事でその場、その場の対応となってしまい、
振り回されてしまう結果となる可能性があります。

しかし、このようなお客さんから見た視点や情報は
重要な事であり必要な事と考えます。


また、これからはじめようと考えている新規事業は、
あなたの会社では新規の事業となりますが、
すでにこの世の中には、同じような事業は展開されていませんでしょうか。


同じような事業を行なっている会社からみた視点や情報も必要ですね。
世の中、頭の良い方は沢山います。
何か取り組みをしようと考えた時には、ほとんどのものが似たような事は、
考えられていると思っていたほうが良いかもしれません。
また、そのような考えでいる事で止まらず、前に進める場合もあると考えます。


あとはあなたの会社から視点や情報を集める事で、
バランスよく決定が下せるようになるのではないでしょうか。
ここは自社からの視点なので、すぐにまとめる事ができるでしょう。


ここで1番に伝えたい事というのは、
お客さんの声をもとに新規事業を立ち上げようと書きましたが、
この情報はあなたが直接お客さんから聞いたものでしょうか、
それとも従業員から間接的に聞いたものでしょうか?


もし、従業員が聞いただけで社長であり、
決定権者であるあなたが直接情報を得たものでなければ、
すぐにあなたはお客さんの所へ向かい直接、
お客さんの声を聞くことをお勧めします。


それはなぜか?
従業員から聞く事は信用できないというわけではありません。
間接的に伝わった情報というものは伝える人の主観が入ってくるからです。


その事業の成功率を高める為には、
社内において一番お客さん、競争相手、自社を把握している
あなたが情報を得ることによってバランスのよい決定を
行なう事だと思っています。


ここで一つ質問です。
あなたは情報収集するにあたっての手段をいくつもっていますか?


本質を把握していきながらコミュニケーションをとっていきたい人は
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