良い流れ時こそ、次の手を打つ

これは分かっていてもなかなか実行かできない部分ではないでしょうか。
経営規模が小さい会社の社長さんから何度も話を聞きます。


良い流れの時こそ次の手を打ちたい所と思っているのです。
みすみすこのチャンスを逃していて
もったいないなぁと分かっていながら手を打つ事ができない。


例えば、チラシを制作して配布をしたとしても、
この1回、たった1回で終わってしまうのです。
その1回で反応がくること自体ラッキーな事であるのにも関わらず、
日常業務が忙しくなってきたという理由で。


この日常業務を忙しくこなしている時は、
その業務に集中しているため気になっていないのですが、
業務が落ち着いてくると、新規のお客様を増やさなければという
考えが出てくるのです。


そこから手を打ち始めようと、準備をして手を打ったとしても、
反応がすぐにある可能性は低いわけですから
集客するまでの間がピタッと動きが止まってしまう事になってしまうのです。


このような話を書いていると分かるように、
その場その場で手を打っている状態となってしまっているのです。


出来るときだけやる。業務が忙しい時はやらない。
何かシンプルで良い考えのように思えてしまう方もいるかも知れませんが、
お勧めできない形だと考えています。
また、このサイクルをある時点で社長であるあなたが
変えるんだと決断しないかぎり、ずっと続いて行く事でしょう。


これまでお話を聞いている限りは、ほとんど同じ状態が続いています。


自社の経営力は把握しているわけですから、その経営力を考慮した上で
どのような手を打つべきなのか、継続してその手を打つ事が出来るのかを
考えておく必要があるという事です。


このサイクルを変える為にはどのようにすればいいのでしょうか。

またそのように陥る原因は何なのでしょうか?

このようなパターンで多いのは、
社長一人で営業関連の仕事をしているという場合は多いような気がしています。
良く言うと社長が責任をもって仕事を受注してくる形となっている。
悪く言ってしまうと、社長一人で仕事を抱えており、
会社として営業関連の形が出来ていないという事になるのではないでしょうか。


経営規模により変わって来るが前提ですが、
社長が今の営業システム(社長の頭の中にだけある)を、
全員で営業関連の仕事ができるシステムに変更する必要があると考えます。


営業関連でいうと、受注をとる仕事が出来なくとも、
顧客対応はできる形にはしたい所ではないでしょうか。


一つの手段として書いてみましたが、現状の形から変更できないとなると、
いつ起こるかもかもしれない目に見えないリスクに
怯えながら活動を行なっていく事となります。


また、社内で体制を変更していく事が出来ないとなると、
社長であるあなたと一緒に考えてくれる
外部の人間の協力を得ることも考えなければならないでしょう。


考えてみてください。
もし、このような状況の陥ったときあなたはどのような手を打っていくでしょうか。


ここで一つ質問です。
分かっているけど変えられないものは何ですか?


無理のない形で次の手を打っていきたいと考えている方は
one-to-one(マンツーマン)支援へ