方向性

ある本を読んでいてこんな事が書いてありました。


論語」で有名な儒家の祖である孔子は、
四十歳になってから、自分の方向に確信を持ち、
五十歳で天命を自覚した。とありました。


この文章を読んだとき、さまざまな事柄が頭によぎりましたので
文字に落とし込んでおきたいと思います。


いきなりですが、「あなたの方向性は定まっていますか?」と
聞かれたらどのように答えるでしょうか。


このような質問をすると皆様はもちろん
「何についての?」という質問が返ってきますよね。


それはそうです。これという目的を設定しない事には
考えたくとも考える事は出来ませんよね。


しかし、目的の部分は今回は読んでいただいているあなた自身で
落とし込んでいただければと思っています。

なぜなら本日お伝えしたかったのは、
目的をどのように設定すればいいのかという方法を見つける思考ではなく、
仮に方向性を定める事が出来ていないとしても焦らなくとも
いいのではないかという事について書こうと思っているからです。


皆さんは毎日沢山の情報を得る中で、
成功している人達の情報に目が留まりやすいのではないでしょうか。


目にするのは、自分の進むべき方向を早くから気付き見つけ、
実行に移し結果を出せている人達が多いのです。


また、どうしても見せる、読ませるなど伝えるにあたっての
情報の限界もあるような気もしています。


もちろん情報を得て見たり聞いたりする事で
沢山の気付きをもらう事ができ、
見習うべき点も数多くの刺激をもらえる事も事実です。


またはその成功した人へ対しての
あこがれや尊敬の念を抱くこともあるでしょう。


ただ一つ思うことはその成功した人達と
自身を比較する必要はないのではないかと考えています。


それは、生まれてきた時に備えている本能も違えば、
過ごしてきた環境も違うからです。


もし仮に方向性が定まっていなく、焦る気持ちは十二分に理解ができます。
しかし焦る必要はないのです。


その一つに、方向性が見つかる時期というのも、
一人ひとり違うと思っているからです。


だからといってただのんびりとかまえていればいいのか?と
言っているわけでもありません。


ただ時間が経過していけば見つかるものでもないと思っています。


では、どうすればいいのか?


2つあると考えます。

一つは方向性を見つけようとしたこの瞬間から
方向性を見つかるまで探しつづける事をやめないという事。


そして二つ目は、ありきたりの言葉ですが、
「自分を深く知る」という事に尽きるのではないかと考えています。

ここで一つ質問です。
方向性が定まったきっかけは何でしたか?

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