進んでいないようで進んでいる

これは無から有のものを生み出す際に感じていた事である。


私は形あるものに対することよりも
目に見えず、形ないものに対することを提供する仕事をしています。


戦略勉強支援や思考支援の場合には、
それぞれの目的に向かっていくには、
どのような思考を必要としているのだろうか。

またはお客さんにとってどのような手を打って行く事で
流れはよくなるのだろうかと考えられる状況を頭の中で想定をします。


また、販促関係(Site・名刺など)のご依頼をいただいた際にも、
大抵の場合は型にはめたものではなく、まったくの白紙の状態から
お客様とヒアリングを行った上で形をつくり上げていく方法をとっています。


形を作り上げていくには、ご依頼をいただいたお客さんの事を想像をします。
もちろんお客さんの先にいるお客さんも想像します。
そうするとありとあらゆる状況が頭の中で駆け巡ってくるのです。


作り上げるまでの過程において、1日、2日、3日と考えに考えていても
形にならない、まとまらないことに焦りを感じていた事がありました。


一日何をやっていたのだろう、何も進んでいないではないかと。


しかし、これまで取り組んできた事を振り返り、分かった事があるのです。


それは、進んでいないようで進んでいるという事です。


イメージすると、考えて何も進んでいないと思っている時でも
頭の中に沢山の点を生み出している時なんだと。


そして思考し続ける事でいくつも生み出した点が
ある時いきなり結びつき線へと変わるのだと。


この時間やプロセスは無駄ではない。必要な事なんだと。


このような考えに切り換える事ができるようになってから、
気持ちが楽になったように思います。


ただし一つ言えることは点から線になる時間は
かなりのきまぐれという事は
認識していたほうがいいかも知れません。


ここで一つ質問です。
無形から有形のものを作り出すプロセスを思い返してみてください。


あなたの頭の中で点を増やしたいと考えている人は
one-to-one(マンツーマン)支援へ